◆加齢に伴い身体機能が衰える。同時に口腔状態も様々に変化。むし歯だけでなく、特に「歯周病」に罹りやすくなる。
◇「歯周病」が原因で口臭が酷くなったり、食べ物が噛めなくなったり、歯の喪失率も高まったりする傾向にある。
◆薬の服用による影響、噛む力の低下などが原因で唾液の分泌量が減少するため、「ドライマウス」になる人が多く、口や喉が渇く、食事が摂り難い、発音し難いなどの症状を訴えることが多々ある。
◇飲み込む機能が低下している高齢者や要介護高齢者の場合には、「誤嚥性肺炎」を起こすリスクが高まり、それが原因で寝たきり、命取りになることもあるため注意が必要。
◆最近、老化を加速させる要因に、「低栄養」が大きく関わっていることがわかってきた。
◇しっかり噛むことができないと、食べ物を必要な分だけ摂ることが難しくなるため、低栄養状態を招いてしまう。
◆しっかり噛んで、唾液を多く出すことにより、どのような食べ物でも美味しく味わって食べることができ、栄養のバランスも保たれる。つまり、「噛む力」が老化の防止にも役立つ。
◇口の中を歯ブラシ等で常に清潔にし、正しい噛み合わせが維持できれば、歯の喪失の大半は防止できる。
◆最近は、「かかりつけ歯科医」を決めておくように歯科医師会も提案している。
◇元気な時から定期的チェックだけでなく全身状態も含めて相談しておくと、いざというときに適切なアドバイスが受けられる。