最近マイ箸ブームですが、皆さんはマイ箸はお持ちですか?
そんなマイ箸ブームの中、今日は天竜杉の割り箸のお話です。
ただ、この天竜杉の割り箸、一石三鳥、四鳥…の効果があるんです☆
早速どんなに優れているのか、この割り箸作りを行っているNPO法人せきれいの鈴木巌仁さんにお話を伺います。
まず、鈴木さんが理事長を務める作業所せきれい(旧 天竜授産所)の話から。
現在、この天竜杉の割り箸を作る作業をしているのが、作業所せきれいの利用者の方々です。
この活動を始めるまでは、部品の下請け作業など仕事の量もあまりなく、工賃も安い仕事しかなかったそう。
そこで鈴木さんはこの作業所の利用者の工賃をアップさせたり、もっと地元と密着したような楽しい仕事を探していました。
その頃、浜松市の森林課では天竜杉の間伐材や端材を再利用したいと考えていました。
鈴木さんによると、いい杉の木を育てる為に間引きされた細く弱い木が「間伐材」というものなんですが、近年この間伐材が全く使われることなく山の中に放置されるようになってしまったそう。
この間伐材が山の中に放置されると、間伐材の下敷きになってしまった所に植物が生えず、山の保水力がなくなり洪水や土砂崩れが起こりやすくなってしまいます。
また、洪水や土砂崩れが起こった時に、この間伐材も流れ出してより大きな被害を出してしまうそうです。
そこで市はこの間伐材を何とか利用したかったそうです。
そして、さらに割り箸工場を営んでいた方が高齢の為、工場をたたもうとしていました。
そうなんです!!
この3つを合わせてできあがったのが『天竜杉の割り箸』なんです。
この割り箸作りをすることで、間伐材が使われ、たたまれそうになっていた工場を再利用することができ、作業所せきれいの方も楽しく働くことが出来るようになったそうです。
この天竜杉の割り箸は価格が1膳5円~6円と、1膳1円ほどの輸入品に比べて、値がはりますが、その分安心・安全なものなんです。
輸入品は漂白剤で漂白されていたり、割り箸のために森林伐採をしているのに比べて、この天竜杉の割り箸はそういった薬剤を一切使わず、熱風乾燥で殺菌するなど、体に優しく作っています。
また、使われることなく山の中で腐るのを待っていた間伐材や端材を使うことで、環境保護にもつながっています☆
そして、日本三大美林でもある天竜杉を使っているので、香りもいいんです!
今現在この割り箸は浜松市のホテルや天竜区の道の駅、学校の学食などでも使われ始めています。
皆さんも割り箸を使う際には環境のことを考えたこの「天竜杉の間伐材割り箸」を使ってみてはいかがでしょうか?
また、ぜひこの割り箸をお店やイベントで使いたいという方は下記の「作業所 せきれい」までご連絡ください☆