1909年の今日、医学者の田原芳純氏がフグの毒を抽出して解明しました。
そのフグの毒をテトロドトキシンと命名。
フグは4枚の歯を持っていることから、ギリシア語で4を意味する「テトラ」がもとになった学名『テトロ・ドンティダエ』に由来しています。
フグの別名を「てっぽう」というのは、「当たると死ぬ」という意味。そのナベを「てっちり」と言います。“ちり”というのは、身がチリチリっと縮むことからきているんです。
明治時代初期は、フグは危険なので政府が「食用は全面禁止」と御触れを出したことがあるそうです。
これを、「調理法によっては食べてもよい」と許可したのが伊藤博文でした。ちなみに、伊藤博文はフグの名産地・山口県出身です。
昭和天皇は、魚類の研究者として一部では有名です。《研究した魚は全部食べてみる。味を知らないと論文は書けない。》というのが持論でしたが、フグだけは毒にあたるという可能性のために、周囲から食べさせてもらえなかったとか。
フグは英語で『グローブフィッシュ』。
アメリカの辞書「ウェブスター英語辞典」には、それとは別に“fugu”という項目があります。その解説文には、「日本人は自殺目的で食べる」などという勘違いが書かれているそうです。
アメリカの辞書「ウェブスター英語辞典」には、『日本人は自殺目的でフグを食べる』と書かれている!!
(eaten in Japan with suicidal intent)