いよいよ夏本番と言うことで、今週末は静岡県内あちこちで花火大会が目白押しです。沼津の狩野川花火大会でしょ、熱海海上花火大会、静岡の安倍川花火大会、西部ではかんざん寺も今週末ですね・・・ということで、今日は花火のうんちくです。
花火大会の元祖は隅田川の花火大会だと言われていて、享保年間に大飢饉が起こり、さらにコレラが発生したために、厄よけの意味を込めて、1732年に暴れん坊将軍こと徳川吉宗が始めた物とされています。が、実際には、それより100年以上前、1613年8月に徳川家康が駿府城で行った花火大会が本当の元祖なのです。この時の花火はイギリス人が持ち込んだ物で、打ち上げた技術者は中国人だったそうで、打ち上げ花火より筒から火の粉が吹き出す物が主流だったそうです。江戸花火と言うと「鍵屋」「玉屋」が定番ですが、実は「玉屋」は1843年に火事を出して江戸所払いの刑を受けて潰れています。玉屋ですが追放になったことで反権力好きの江戸の町民は玉屋がなくなった後も鍵屋の名を呼ばずに「たーまやー」といっていたそうです。ちなみに、そのつぶれた玉屋はもともと鍵屋で修行をした番頭の市郎兵衛が独立した持った店で1810年から廃業の1843年まで33年しか営業をしていません。それに対して鍵屋は1965(昭和40)年までその名前を守り続け、現在は暖簾を引き継いだ「宗家花火鍵屋」として今でも江戸川区で営業を続けています。打ち上げ花火と対極にある「線香花火」。実はこの線香花火を発明したのは鍵屋の創業者・鍵屋弥兵衛さんで、葦の茎に火薬を入れたものを江戸で売り出したのが最初とされています。
日本で初めての花火大会は、今からおよそ400年前に、徳川家康が駿府城で行った!