運動会のシーズンですね。日本で始めて「運動会」という物が開催されたのは1874(明治7)年の3月21日、今から133年前で、東京築地の海軍兵学校での事でした。前年に来日した英国海軍の教官が提案したもので、色々な競技を考案し、海軍長だった勝海舟が許可した18種類の競技が行われました。
その競技名は日本人にも解りやすいものを・・・と考えた結果、余計ワケの解らないものになっています。
たとえば・・・
年少組による150ヤード競走「スズメの巣立ち」年少組による300ヤード競走「ツバメの飛び習い」年長組による600ヤード競走「秋のムクドリ」
現在も行われている競技では・・・
走り幅跳び「トビウオの波切り」走り高跳び「ボラの網越え」棒高跳び「トンボの風還り」ボール遠投「古タヌキのつぶて打ち」二人三脚「蝶の花追い」三段跳び「ウサギの月見」
変わった競技も行われていて・・・
年長組が年少組を背負って200ヤード競走「子持ち猿の駆け抜け」目隠ししての50ヤード競走「馬車の離れ馬」頭の上に水を入れた桶を掲げ50ヤード競走「須浦の潮汲み」1ヤードごとに置かれた卵20個を拾い集めて240ヤード競走「猿の桃取り」体中に油を塗った豚を捕まえる競技「モロコシの鹿追い」
この運動会の時には、おなじみの「よーいドン!」という言葉はまだ考案されていなくて、「いいかぁ、ひぃ、ふぅ、みぃ、はい!」だった。
その後「よろしゅうごわすか、用意」「支度して、用意」などが使われていたが、これといった決まりが無かったので、昭和3年に一般公募で「用意、ドンッ!」に決定して現在に至っているワケです。