きょうのうんちく~火星、彗星など・・・
1656年10月29日、351年前の今日、「ハレー彗星」に名前を残している天文学者エドモンド・ハレーがイギリスに産まれました。それから1938年10月30日、69年前の明日なんですけど、アメリカCBSラジオドラマ『火星人の襲来:宇宙戦争』が放送され、冒頭のラジオニュース部分を本物のニュースと間違えた人が多くて大パニックになったそうです。ですので今日はハレー彗星と火星に関するうんちくです。
よく間違えられやすいのですが「ハレーが発見したからハレー彗星」ではありません。1682年に大きな彗星を観察したハレーが、1607年と1531年に記録された彗星と同じ物だとして「あの彗星は76年周期で地球にやってくる」と推理をしたのです。そしてハレーが亡くなった15年後、予想通りに1757年に彗星がやってきた為に「ハレー彗星」と名付けられたのです。
日本では1910年に「でかい彗星が地球の近くを横切り、空気が10分間無くなる」とウワサがながれパニックになっています。このため、タイヤのチューブがとんでもない高値でも飛ぶように売れました。貧しくて高値のタイヤを買えない人達は、桶に水を張って息を止める練習をしました。
ウワサといえば、火星には生命体がいる、なんて言われたりしてましたよね。それは、火星には「運河がある」と言われてたからなんですが、もともとこれは1877年に火星が大接近した時、ミラノ天文台の観察報告書にイタリア語で溝という意味の「Caneli」で書かれていた物が、英語に翻訳された時に間違って運河という意味の「Canal」と書かれてしまった事による誤解なんです。「溝」と「運河」じゃえらい違いですよね。「運河」ということは水が存在していたのか!?と思ってしまいますもんね・・・。
それから「火星には生命体がいる」と言われるようになったわけなんですが、同じ1877年、日本では明治10年、西郷隆盛が亡くなり西南戦争が起こっており、民衆は火星のことを「あの赤い星は西郷隆盛の恨み星だ」とウワサをした。そのウワサが広まりすぎたので、政府は「あれは火星という星でそんな意味はない」と必死に否定をしたが、民衆は「その近くにある星(土星)は西郷の側近・桐野利秋の星だ」とウワサをしたといいます。天体というのは昔から人類にとってまさに神秘!いろんな想像やウワサを巻き起こすものだったんですね~・・・。
それでは今日のまとめ~
★火星に生命体がいると言われはじめたのは、火星の「溝」のことを「運河」と間違えて書いてしまったため!