1986年11月14日、作家の円地文子さんが81歳で亡くなっています。円地文子さんと言うと「源氏物語」の現代語訳で有名な方です。ということで今日は「源氏物語」のうんちくです。
この「源氏物語」は紫式部が書いた日本文学の古典ですが、世界で最も古い長編小説とも言われています。
もっとも当時は「源氏物語」の内容がドロドロの恋愛物語なので、あのような書物を読むと地獄へ堕ちる・・・と説く仏教関係者も多かったそうです。そのために作者の名前にある「紫」と言う言葉が江戸時代まで悪女の代名詞に使われていました。
水商売の人が付ける商売上の名前のことを「源氏名」と呼ぶのは、「源氏物語」の中に登場する430人の中で実名なのが6人だけで、それ以外が通称や愛称などで書かれている事から、本名ではない名前の事を「源氏名」と呼ぶようになりました。
「紫式部」と同時代の女流作家に「清少納言」がいますが、2人は非常に仲が悪かったそうです。
紫式部は日記の中に『清少納言って女は、プライドが高くて頭のいいことをひけらかしているが、そのうち失敗するに決まってるわ!』と書いています。
ところで、巨人の星でライバル花形満が語った「白鳥は優雅に泳いでいるように見えるが水中で必死に足を動かしている」という名言、実は紫式部が日記の中で同じようなことを書いているんですよ。
★源氏物語に出てくる人物がほとんど愛称で呼ばれているので、商売上の名前のことを「源氏名」というようになった!!