昨日のことになるのですが、毎年12月10日にノーベル賞の授賞式が行われていますが、この日は発明家のノーベルさんの命日です。
実はノーベルさんは「ダイナマイト」の発明をした事で、クリミア戦争で巨万の富を得たことで、周囲から「死の商人」と呼ばれていたのです。
そんな風に人から嫌われていることを知ったノーベルさんが、亡くなる時に「自分の遺産は世の中を豊かにしてくれる発明家に分け与えてくれ」と遺言を残したのです。
そのために、命日に授賞式が行われることになったのです。
ノーベル賞は基本的にノーベルの遺産を基にしたノーベル財団より支払われていますが、資金が枯渇しないのは、ノーベルが開発したバクー油田が今も金を生み出しているので。(他に不動産とか色々)ちなみにノーベルの父親インマニュエル・ノーベルも発明家で、ベニヤ板を発明しているんですよ。
日本人初のノーベル賞受賞者は1949年物理学賞の湯川秀樹さんですが、実は第1回ノーベル賞の時に医学賞で北里柴三郎が候補になっていたのですが、結局受賞できなかったんです。
その理由は「黄色人種だから」。
その事はノーベル財団の資料にもちゃんと明記されています。
北里氏の研究に関しては共同研究者のエミール・ベーリングが受賞しています。
その他にも、ええ~?というノーベル賞の受賞暦はいろいろあります。
●1937年ノーベル文学賞を受賞した、大長編小説『チボー家の人々』を書いたロジェ・マルタン・デュ・ガールは、受賞した時、まだこのお話を完結させていなかったそうです。ノーベル賞受賞後のそれから2年後の1939年に最終巻が出版されました。
●「DNAモデル」でノーベル賞を受賞したジェームズ・ワトスンとフランシス・クリックの論文は雑誌「ネイチャー」の誌面たった1頁半の短い物でした。
●癌は寄生虫によって発生する。 なんて言ったら笑われてしまいますが、デンマークのフィビガーが唱えた説で1926年にノーベル医学生理学賞を受賞しています。死後に間違いであると判明しましたが、ノーベル賞の剥奪はないそうです。
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