1875年2月13年、133年前の今日、明治政府が平民も必ず苗字をつけるよう布告。
実際にはその5年前に戸籍整理のために太政官布告により平民にも苗字を付けるようにと言うおふれが出ていましたが面倒くさくて付けない人が多く、強制措置となりました。
多くの平民が苗字を付けなかった理由の1つに「苗字を付けると余計に税金取られるらしい」という噂がありました。それまで村単位の生活をしていた山村などでは「苗字無くても問題ないっぺ」と1村全員が同じ苗字にした所も多い。他には村長などが思いつくままの単語を次々付けたという例もあります。
と言いつつ、江戸時代でも松前藩などに残る1830年の33村名簿では2329人の名前が苗字入りで残されているなどの例があり、全国にこのような場所が多数あったともいいます。
愛媛県南宇和郡には、鱸(すずき)さん・平目さん・鯛さん・浜地さん・鰯さん・海老さん・蛸さんと言う海関連の苗字の人が集中して住んでいます。それに対抗してお隣の内海村には、大根さん・蕪(かぶ)さん・茄子さん・稗(ひえ)さんと言う野菜に関係した苗字の人が集中して住んでいます。
現在、日本人の苗字でもっとも多いのは鈴木さん、佐藤さん、田中さん、などと言われますが、フルネームでもっとも多い名前は「鈴木実」さん。以下は斉藤実・田中実・鈴木清・鈴木茂の順。
日本一簡単な名字では漢数字の「一」さん。
しかし読み方は複雑で確認できる物で11種類の読み方があります。いち・いちもんじ・ひともんじ・もともんじ・かず・くに・でかた・にのまえ・はじめ・まこと・もと・その中でトンチみたいなのが、「にのまえ」。「2の前」だから「にのまえ」なんですって。
それから、70年代に50%を超える視聴率を取った大ヒットドラマ『ありがとう』の中で石坂浩二の役名にも使われていたので、年輩の方でご存じの方も多いと思いますが、「十」と書いて「つなし」と言う苗字もあります。
これは「1:ひとつ」「2:ふたつ」と数えていって「10」になると読み方の最後に「つ」が付かないので「つなし」というものです。
漢数字の「一」と書いて、1は2の前だから、「にのまえ」と読む苗字の人がいる!!