江川太郎左衛門って知ってますか?
静岡では有名な人です。
第2回らぶらじ静岡検定で出るかもしれませんので覚えておいた方がいいですよ・・・。
江川太郎左衛門とは、現在も伊豆韮山に残っている日本初の反射炉を制作し、そこで作った大砲を黒船に備えて東京湾に設置した大名です。反射炉とは、鉄を作る炉のことです。
その反射炉で作られた大砲が設置された場所が「お台場」と呼ばれている場所になったのです。今日、3月4日はその江川太郎左衛門の命日ですので、今日は江川太郎左衛門に関する雑学です。
日本で初めて作られた鉄を鋳造する反射炉ですが、実際にはこの時代西洋では反射炉は古い技術で、反射炉を取り壊して新しい技術の「高炉」が作られて初めていました。そのため、日本も明治時代に作られた鉄の鋳造施設は高炉ばかりです。
ドラマ「華麗なる一族」でもキムタクが「高炉建設、高炉建設」と言っていましたよね。
なので、当時のままの反射炉が残されているのは韮山反射炉が世界唯一という産業遺産なのです。
他にも江川太郎左右衛門さんいろんな日本にとって「初」なことをやっていまして、日本初の「パン」を焼いた人でもあります。「パン祖」なんて教科書にはのっていました。これは、韮山の若者を集めて軍事練習をしている時に「山に何日も籠もって練習するので、長期保存できる食べ物は無いか?」と考え、西洋の食べ物「パン」を焼くことにしたのです。
それから「レンガを日本で初めて作った人」でもあります。反射炉を作るために必要だったのですが、現在の河津町梨本の土でレンガを作ったそうです。
さらに、幕末のころ、日本は西洋式の軍隊を研究しており、オランダ人の指導で始まったので号令もすべてオランダ語でした。それを日本語に訳したのも江川太郎左衛門さんなんです。
「右向け、右!」「前へ、進め!」がそれです。
江川太郎左衛門は、現在世界唯一の反射炉を作っただけでなく、パンやレンガ、「右向け、右!」の号令も世に広めた人だった!!