3月24日のうんちく~源義経の伝説!?
今から823年前の今日、1185年3月24日、壇ノ浦では源平合戦のクライマックスを迎えていました。
壇ノ浦の合戦の日です。この壇ノ浦でのヒーローは、何と言っても平氏を滅ぼした源義経です。船から船へ飛び回り敵を倒した『八艘飛び』という物も有名なお話ですが、本当のところ、源平合戦を克明に記録した『平家物語』や『吾妻鏡』によりますと、1回しか船を飛び移っていないらしいです。
八艘飛びというのは、江戸時代に書かれた絵物語の中で言われ始めた事のようですが、こんな伝説が言われるようになったのも、義経が少年時代に預けられた鞍馬山で、天狗に武術を習ったという伝説が元になっていると考えられています。
ということで今日は義経伝説についてのお話です。
義経は、人生前半に関する記述資料があまりなく謎に包まれていて、色々な伝説があります。有名な物に「大陸に渡ってジンギスカンになった」という物もありますが、これもやはり江戸時代中期に言われ始めた事で、「南総里見八犬伝」の作者・滝沢馬琴も小説にしています。
さらに江戸時代にまとめられた「御伽草子」の中に義経の幼名・牛若丸が主人公の話で『御曹司島渡り(おんぞうし・しまわたり)』という物があります。これは牛若丸が北方の島に住む大王に兵法の巻物を貰いにいく話で、その途中に色々な島で事件に遭遇する物語です。
実はこの話の中に「馬の顔をした人が住む島」そして「小さな人が住む島」というエピソードがあります。実はこれ、あの有名な「ガリバー旅行記」にも同じエピソードが出てきます。
「ガリバー旅行記」がイギリスで書かれたのは1726年で、「御伽草子」が江戸で出版されたのが1720年頃で時代的にほぼ同じなのですが、「ガリバー旅行記」には実は日本が出てきて、踏み絵を踏まなくてはいけない話など、当時の日本がくわしく描かれているのです。
そのために、「ガリバー旅行記」の作者はなんらかの形で日本をよく知っていたのでは?義経が主人公の「御曹司島渡り」を知っていたのでは?と考えられています。
それでは今日のまとめ~
ガリバー旅行記は、
源義経が主人公の「御伽草子」をみて、
書かれた可能性がある♪