1970年3月31日、38年前の今日、赤軍派学生9人による日航機よど号ハイジャック事件が起こりました。みのりんは当然生まれる前の事件です。
日本人による日本でのハイジャック第1号でしたが、その犯行声明で「我々はあしたのジョーだ」と読み上げた事が話題になっています。
「あしたのジョー」は少年マガジンで1968年1号~1973年25号に連載されたちばてつやのボクシング漫画です。
禁欲的に自分を見つめながら戦い続ける主人公・矢吹ジョーに多くの人が共感を覚え、当時の学生運動をしていた大学生などにも熱狂的な支持を得ていました。ストーリーの中に出てくるライバル・力石徹は、極端な減量の末に亡くなるという設定なのですが、実際に葬式まで行われるという社会現象まで引き起こしています。その力石徹の葬儀の発起人は作家で劇団「天井桟敷」主催者・寺山修司で、アニメ化された時の主題歌の作詞も担当しているほど入れ込んでいました。
「あしたのジョー」に入れ込んでいる人は他にもいて、実はあの三島由紀夫さんも熱狂的なファンだったようです。三島由紀夫は「少年マガジン」が店頭に並ぶ水曜日の朝まで待ちきれず、いきなり編集部に「最新号を売ってくれ」とやって来た事があったそうです。
「あしたのジョー」は1970年にアニメ化され大ヒットしているんですが、実はその一回目の放送は、1970年4月1日。つまり、よど号ハイジャックの犯人達が「我々はあしたのジョーだ」と宣言した翌日だったんです。
これ以上凄い宣伝はなかったワケです。
★1970年の今日、よど号ハイジャック事件の犯人達が「我々はあしたのジョーだ」と宣言した翌日に、テレビアニメ「あしたのジョー」は放送開始されていた!!