今から78年前の4月、1930年のことなんですが、切符の自動販売機が国鉄に登場しました。東京駅に7台、上野駅に8台が最初の切符券売機でした。ということで今日は【自動販売機】のうんちくを。
日本で一番最初に登場した自動販売機はそれよりも26年も前、1904(明治37)年に登場した郵便切手とハガキが買える『自働郵便切手葉書売下機』という機械でした。実はこの機械、切手と葉書を販売すると同時にポストの役目をしている、結構画期的とも思える物でした。
色々な本にこれが「日本初の自動販売機だ」と書かれているのですが、実際にはこの機械は精度が低く、誤作動が多かったという事で使われずにお蔵入りしています。
実際に使われたという記録が残っている日本で最も古い自動販売機は、その翌年の1905年、山口県の鹿野神社で考案されたおみくじの自動販売機です。このおみくじは女性の信仰普及のために設立された「女子道社」という団体が考案した物ですが、実は現在でも全国の神社などにある赤いおみくじの自動販売機はこの「女子道社」が製造しています。そもそも、自動販売機というもののルーツは紀元前のエジプトです。
「聖水の自動販売機」というものが存在したらしいんです。これはコインを入れるとその重みで一定の時間だけタンクの水が出てくるという物でした。
ところで自動販売機というと、当たりが出たらもう1本ってのがありますよね。あたり付きの自動販売機の当たる確率は自由に設定が出来て、機種によって7本に1本から、あるいは3万本に1本が当たるように出来ます。が、法律によってこの当たり確率が規制されていて「50分の1以下の確率にしてはいけない」となっています。といってもこの確率は「50本買って1本当たる」という物ではなく、あくまでも「50分の1の確率」なので2本連続当たる事も、100本買っても当たらない事もあります。
★自動販売機、世界初は「水」、日本初は「おみくじ」!!