6月11日は、平均的な梅雨入りの日ということから、傘メーカーの団体「日本洋傘振興協議会」が1989年に「傘の日」として制定しました。
雨が多いこの時期に傘は欠かせませんが、実は傘の発明は古代エジプトで、太陽光線を避けるために考案されたものが元祖です。
そのため傘を意味する英語「アンブレラ」はラテン語で日陰を意味する 「umbrra:アンブラ」から出来た言葉です。最初は日傘だったんですね。
中世のイギリスでは傘は女性の物というイメージで男性は雨の日も傘を差すことは無かったのですが、1830年頃、とある傘屋さんが傘にステッキの持ち手を付けた事がキッカケで男性も傘を持つようになったそうです。しかし、あくまでもステッキの代用品なのでとにかく傘を細く巻いて、よっぽどの雨ではないと傘を差しませんでした。その細く巻くための専門業者「アンブレラローラー」もいたそうです。
一般的な洋傘のことを「こうもり傘」と言いますが、この言葉は1854年に浦賀に黒船がやって来た時、幕府の一行として黒船に乗船した画家・樋畑翁輔がアメリカ人がさしている傘を見て「その姿、コウモリのように見ゆ」と書いた事が最初です。
傘に関係したもので、落書きの定番「相合い傘」という物があります が、これは江戸時代に誕生した物で、当時の書物にも「男女を冷やかすために書かれる」とされています。
近松門左衛門の浄瑠璃の中にも登場しますが、江戸城の中にもこの相合い傘の落書きがあったそうで「書いた犯人は名乗り出るように」とおふれが出された事もあったそうです。
朝丘雪路は子供の頃からお付きの人が何もかもやってくれていて、自分で傘をさしたこともなかった。初めて一人で傘を使ったときに、閉じ方が分からなかったので、捨てて帰って来たそうです。
★古代エジプトで考え出された世界初の「傘」は、もともとは日傘だった!