10月1日(月)放送
みずほ総合研究所 上席主任研究員
内堀敬則さん
EPAって何?
EPAとは、Economic Partnership Agreement の略で「経済連携協定」と呼ばれている。2国間、複数国間での貿易や投資の自由化、知的財産保護、人やサービスの交流拡大など幅広い分野で経済統合を調整し、経済的利益を目指すもの。FTA(自由貿易協定)よりさらに踏み込んだ包括的な経済連携。
世界経済の流れは、EPAが主流になっており、遅れをとった日本は積極的にEPAを進めようとしている。先日ASEANとEPAを締結することで最終合意し予定通り来年4月に発効すれば様々な経済効果が期待される。
関税が引き下げられることにより工業製品の輸出が活発化しや企業の進出が増える。またアジアからのトロピカルフルーツが町のスーパーでよく見かけるようになったり、フィリピンからの介護士が増えたり、日本の高品質で安全な農産物の輸出が盛んになったりすることが予想される。
福田政権下でアジア外交が加速することが見込まれるので中国や韓国とのFTAが進む可能性もある。今後はアジア域内でEPAやFTAを張り巡らしEU(欧州連合)の様な統合へ向かっていくだろう。