L&Gによる出資法違反事件
神奈川大学大学院法務研究科教授の橡川泰史さん
独自の「円天」を売りに、巨額の資金を集めた健康寝具販売会社「L&G」。「100万円を預ければ年利36%」こんな誘い文句で、波和二会長が、100億円を超える資金を集めたとされています。
この事件の出資法違反は、不特定多数の人から、元本保証をして営利目的でお金を預かったことにあります。
利息をつけて、元本を返すというビジネスは、約束した高い金利以上に高い利益を出さなければ成り立ちません。そんなすばらしいシステムは、この時代、考えにくいものです。「L&G」の理論は、もともと、破綻必須の仕組みだったといえるでしょう。
「あなただけ儲かる」という話は、NGです。でも、自分は大丈夫だと思うことは誰にでもあります。とりあえず、誰かに相談してみましょう。おいしい話に乗る前に、第三者の意見に耳を傾けることが、被害に合わない第一歩かもしれません。