高林さんは12年前にお父様を亡くした際に、葬式が豪華であることに疑問を抱いたそうです。そんな時に “自然葬” の存在を知り、選択肢の一つとして頭の片隅に加えました。また、高林さんには二人弟さんがいらっしゃいますが、二人とも海外に永住していてお墓の面倒を見ることはできないという事情もありました。
お母様とは生前から自然葬について話し合いを重ね、二年前に亡くなった際には家族の意思として、駿河湾に散骨をしました。お骨を細かく砕いて白い粉にして、水溶性の紙につつんで海に流すそうです。
最近、自然葬が広がりを見せている理由としては、いくつかの要因が考えられます。少子化や核家族化・過疎化などで墓守をする子孫がいないこと、お墓の維持管理にお金がかかることなどが挙げられます。
今年大ヒットした秋川雅史さんの「千の風になって」では、「私はお墓の前にはいません」と歌っています。また、昔から亡くなった方は「星になる」とか「風になる」といった表現もあります。この機会に、亡くなった後のことを考えてみてはいかがでしょうか。