焼津市の「やきつべの径診療所」精神科医
夏苅郁子さん
テーマ:「子どものうつ病について」
北海道大学の調査によりますと、小学校から中学一年の児童・生徒の「うつ病」「そううつ病」の有病率は、4.2%。中学1年生に限定すると、10.7%の生徒が「うつ病」「そううつ病」であるという結果が出ました。
子どもの「うつ病」「そううつ病」は、気質とライフイベントによるものが大きいそうです。”家族関係が疎遠になった””学校でもグループからはずされたり、いじめにあったりする”など、現代社会のライフイベントは、子どもたちにとってキツすぎるのだと、夏苅先生は言います。
大人は、「がんばって、がんばろうとして、がんばりきれなくなって…」自殺することが多いそうですが、子どもの自殺は違います。自分が生きている現実に魅力がなくなると「死に憧れを持つ気持ち」が、高くなるのです。
では、親は、自分の子どもに対してどのように接するのがいいのでしょうか?
”干渉ではなく、観察を”
”良いところを見つけて、褒めること”
”他の子どもと比べないこと”
「うつ病」になると、自己評価が低くなります。落ち込んだときでも、自己評価があれば、子どもたちは保つことができるのです。
子どもの「うつ病」に、大人たちは気づいていないことが多いそうです。