迷惑メールはなくなるのか?
増え続ける携帯電話やパソコンへの迷惑メールへの規制を強化するために総務省が動き出しました。業者が受信者の承諾なしに広告・宣伝メールを送ることを禁止する旨の法案を、来年の国会に提出する予定です。巧妙化する迷惑メールの現状と規制に向けた課題について、株式会社アイピーエー代表取締役の須藤慎一さんに聞きました。■迷惑メールもいろいろあると思いますが、主にはどんなものが?・出会い系や性機能改善薬(のニセモノ)などの広告メール・知り合いを装って、個人情報を集めるメール・不幸の手紙のようなチェーンメール
■国内で送信されている迷惑メールは一体どれ位あるのでしょうか?・約80%が迷惑メール・試算では、日本国内で年間およそ786億通の迷惑メールが送受信されています。
■迷惑メールは実際に増えているのでしょうか?また、通信事業者はどのような取り組みをしているのでしょうか?・通信事業者は、パソコンならプロバイダ、携帯なら携帯電話会社になります。・ここ何年か、非常に厳しい対策を導入して成果を上げている→迷惑メール送信業者は国内から送信できないので、海外から送信するようになった。
■迷惑メールの多くは、本人も気づかないまま、一般のパソコンから送られているというのは本当ですか?・迷惑メールを送信するウイルスがある。・その種のウイルスに感染したパソコンは、パソコン内のアドレスブックやメールからメールアドレスを調べて、そこに迷惑メールを送信する。あなたの交友範囲に迷惑メールがたくさん届くようになって友人知人が迷惑します。あなたが送信元と分かってお詫びに回るハメになることも。
■アドレスの売買が行われているというのは本当ですか?・販売業者がいます。販売リストに載ると、永久に迷惑メールが届き続けることになります。
■今後の規制強化の課題は?・迷惑メールの99%以上が海外から送られている現状を踏まえて、海外のプロバイダとの協力、法的拘束力を整備することが急務です。