10月26日(金)放送
ゲスト:県舞台芸術センター(SPAC)芸術総監督
宮城 聰 さん
まもなくSPAC秋のシーズン
11月9日からSPAC秋のシーズンがスタートする。今回のテーマは「ニホンゴ」。宮城さんが芸術総監督に就任して初の演出となる「巨匠」は、本人が見たい作品とのことで仕上がりが楽しみだ。
「夕鶴」で知られる日本を代表する劇作家・木下順二の最後の作品が「巨匠」で、一流になれなかった老優が、知識人だけ銃殺するというゲシュタポの前で「マクベス」を演じ、その素晴らしさが評価され銃殺されるという話。
宮城さんは、この作品を木下順二の俳優に対する挑戦ととらえ、売れない役者が人生の最後に光る演技をするという矛盾をどう表現するかが見どころになっている。原作を読んだ時、主役を演じるのはSPACの名優・蔦森皓祐しかいない!と感じ起用したというから最後のモノローグが楽しみだ。
舞台装置も見どころのひとつ。芝居がシリアスだけに、舞台装置には仕掛けを施し楽しめるようになっているとのこと。
SPACの魅力は劇場を創作のために使えること。劇団を有する日本で唯一の公共劇場であり、日本の演劇文化の継承と発展に果たす役割は大きい。
生身の生きている人間を目の前で見続けるという非日常の体験が出来る演劇を後世に伝えることが、自らの使命と感じている宮城芸術総監督は、フットワークを軽くして県内のネットワークを築いていきたいと語る。
《SPAC秋のシーズン チケット情報》
静岡芸術劇場チケットセンター
TEL: 054-202-3399
または、ホームページ http://www.spac.or.jp
「巨匠」 静岡芸術劇場 11/9(19:00) 11/10(14:30) 11/11(14:30) 4000円(ペアチケット7000円)
ほかにも、鈴木忠志演出の「別冊 谷崎潤一郎」、平田オリザ作で県内女子高生が出演する「転校生」など魅力的な演目がそろっています!