静岡県立大学経営情報学部 講師
森 勇治さん 12月24日(月)放送
サンタクロースの故郷・フィンランドは
どんな国?
北欧の小国フィンランドは独立してから今年で90年が経つ。面積は日本とほぼ同じで人口は日本の4%とかなり少ない。にもかかわらず経済は国際的競争力を持つまでに成長した。
かつてはパルプ関連が産業の中心であったが、1990年代からエレクトロニクスの分野が急成長し全体の20%を占めるようになった。フィンランドの企業というと携帯電話の「ノキア」が有名だが、もとは製紙企業である。成長の要因はいち早くグローバル化に対応したこと。自社の移動体通信規格を標準化し各国へ拡大することに成功した。小国であるがゆえ、他国と協調して市場を統合し、競争力と同時に品質も高めていくというフィンランドの経済から学ぶ点は多いと森さんは見ている。
またフィンランド人は議論好きとのこと。意見の違う人と意識的に意見交換し解決策を探っていく。議論の時間は日本に比べたら長いと感じられるが、確実に実行する。結果を出そうと焦るのではなく、なぜ?と深く考える時間を取ることが成功への近道ということか・・・。