2007年12月26日(水) 「2007年経済を振り返る」
2007年の経済は、サブプライムローン問題抜きでは語れません。日米欧、アジアの世界同時株安に加えて、円高の進行、短期金融市場での流動性不安など、世界的に大きな影響を与えました。新しいタイプの金融危機といえるでしょう。
さて、成長著しい中国の経済成長率は、11%。日本の高度成長期を髣髴させる勢いです。中国国内向けに、いろいろなものが売れるようになったことは、大きな成長といえます。2008年には、北京五輪が開催されます。ますます中国経済の発展は予想されます。
日本経済はどうでしょうか。2006年の年末には、日本「2007年には、デフレから脱却するだろう」と予想されていました。ところが、2007年のこの時期になっても先行きの不安が払拭できないというのが現状です。「デフレ脱却」の目標は先送りになってしまいました。
2008年。円高の傾向は輸出企業にとっては逆風です。明るい未来は、すぐには難しいかもしれません。しかし、もう少し長い目でみると、省エネ、省資源が最も発達した国は日本ですから、日本の技術が世界をリードするときが来るかもしれません。