静岡県立大学国際関係学部
准教授 前山亮吉さん 12月31日(月)放送
2007年の政治をふりかえる
安倍前総理の突然の辞職、松岡農水相の自殺、長崎市長選挙運動中に射殺など、政治の舞台であってはならない前代未聞の出来事が多い1年だった。また政治家のスキャンダル、失言も安倍政権時に特に目立った。
社会的にも不安が増したため、政治の揺らぎは今年行なわれた選挙にもあらわれている。統一地方選では東国原宮崎県知事の誕生、浜松市長に新人が当選、静岡市長は現職苦戦、そして参院選では自民惨敗といった具合に、民主主義の基本がおかしいと国民も感じ突破口を求めている。
しかし見通しは悪い。安定を求めて福田政権が誕生したが、年金に関する不用意な発言から支持率は急落した。民主党の小沢党首も大連立では失態を見せた。与野党のリーダーがともに不安定な状況では出口は見えない。ここは早期に総選挙を行い、もう一度民意を政治家に認識させるべきだ。