北京オリンピックアジア予選のやり直しという異例の事態で、ハンドボールに注目が集まっています。もともとクウェートに本部を置くアジアハンドボール連盟は、クウェート王族肝いりの組織です。常任理事6人のうち3人を占め、アジアのハンドボール界を牛耳ってきました。さらに、クウェートは国際ハンドボール連盟にも2人の理事を送り込み、世界のハンドボール界にも影響を及ぼしてきました。
クウェートの息のかかった審判の判定は「中東の笛」と呼ばれ、不公平な試合が行われてきましたが、今回の予選やり直しは、日本と韓国の我慢が限界に来た結果です。
やり直し予選は、女子が今日、29日、男子が明日、30日に、韓国と日本の2カ国間で争われます。今回の再予選で勝ったチームは北京オリンピックの出場権を獲得し、敗れたチームは、アジア枠で世界最終予選に回ります。韓国は88年のソウル大会では、女子が金、男子が銀メダルを獲得しています。また、女子はアテネ大会までに金メダル2個、銀メダル3個と、かなりの強豪です。