『どうする?少子化対策』
内閣府特命担当大臣 上川陽子さん
2月11日(月)放送
日本の出生率は1.32とかなり低いレベルだ。若い世代の非婚・晩婚が問題視されているが、彼らの本音を聞いてみると結婚もしたいし、子どももほしいという希望を持っている。しかし現実は、女性だったら出産を機に仕事をやめなければならないとか、男性であれば長時間労働を強いられ家族や地域との関わりが希薄になるなど、思い描いている家庭生活になかなかたどりつけない。
上川大臣は、2008年を仕事と家庭の調和(ワークライフバランス)元年と位置づけ、子育てや介護をしながらでも働きやすい環境づくりに意欲を燃やす。国や自治体が積極的に取り組むのはもちろん、企業側には意識改革が迫られている。
現在、お茶の水大学では女性研究者の生活サポートとして学内に保育園を設置するなどしワークライフバランスの実証実験を行なっている。また大臣発案の「オープン子ども・家庭大臣室」は今後全国を回る予定だ。垣根を低くし幅広い層の意見を取り込み、国民運動としていきたい考えだ。
しかし一方で、物質的に豊かになり快適に過ごせる生活に浸っていることが弊害なのでは・・・と憂慮する一面も。貧しさと我慢の時代を乗り越え、仕事と子育てを両立してきた強かさをまず見習わなくては。