静岡鉄道 代表取締役社長 酒井公夫さん
2月25日(月)放送
『50年後の静岡を見据えて・・・』
今年は静岡鉄道静岡清水線開通100周年という節目の年。鉄道事業はもとより、不動産、バス、観光、流通など幅広い分野で事業展開をしている。
現在着手している新静岡地区の再開発も話題の的だ。商業スペースは倍に増え、念願だった東急ハンズの誘致が実現に向かっているとあって期待の声が高まっている。酒井社長は「静岡市のメリットは狭さにある」とし、コンパクトシティとしてのターミナル機能を持つ商業施設を目指している。乗り換えシステムの見直しなど、周辺の道路や施設も巻き込んで大掛かりな再開発となりそうだ。50年後の静岡の街、交通システムに対応できるアクセスポイントの構築という壮大なテーマに、まず周囲の理解を取り付けることが当面の仕事のようだ。
鉄道業界で進むキャッシュレス化、ICカード化については、将来的に1枚のカードで日本全国の交通機関を使える社会が理想であるとし、現在導入している多機能ICカード「ルルカ」を軸にブランド構築をしかけていくと語った。全国共通化へのステップとして、昨年から関西地区の交通機関のネットワーク「スルっとKANSAI」に加盟している。今後は携帯電話端末との互換性を探っていきたいとのことだ。
地方エリアの役割が明確になる中、各エリア間のアクセスが重要になってくる。それが鉄道なのか、車なのか、徒歩なのか様々な議論をするべきで、静岡鉄道では今後もアクセス向上に努めていきたいと酒井社長の歯切れよい言葉がスタジオに響いた。