中国やロシアの経済成長を背景に鉄鋼需要は世界的に拡大し資源の争奪戦が続いている。そして四川大地震でレアメタルの供給不安が懸念されている。私たちにはどんな影響があるのだろうか。
レアメタルとは希少金属のことで、ニッケル、チタン、プラチナ、リチウムなど31種類の元素が定義されている。「産業のビタミン」とも呼ばれ、製品をさびにくくするなどの効果を発揮する。
液晶パネルや燃料電池、ハイテク機器などにも欠かせない素材で、日本はすべて輸入に頼っている。その名の通り大量に採れないことや、中国やロシア、アフリカ諸国など産出国に偏りがあることが問題だ。国による規制がかかれば、価格は高騰し、自動車や電化製品などの値上げにもつながるだろう。
そこで力を入れているのが、リサイクル。廃棄された携帯電話やパソコンから微量のレアメタルを取り出して再利用している。また国家プロジェクトとして、レアメタルの代替品の発見、レアメタルを使わずに現在の性能を維持する技術開発が進められてる。
国内備蓄は60日分。尽きる前に解決策は見つかるだろうか。