先週、3月に暴動が発生したチベット自治区でも聖火リレーが実施された。しかし沿道は規制され厳戒態勢の中、参加した走者はほとんど漢民族だった。中国政府は、オリンピック開催に向け着々と準備を進めているが構造的民族問題に対しては距離を置いている。
四川大地震から1ヶ月。国際社会からの支援を受け入れ、一定の成果を上げた。これから暑い季節がやってくると、新たな問題も発生する。防災分野では国を超えた連携が不可欠で、今後も体制を整える必要がある。
情報公開に関しては、都合のいいところは積極的だが、依然として報道規制がある。触れてほしくない格差問題もあるので、透明性を確立することは当分難しそうだ。
経済では、上海株を中心に下落していることが不安要素。民族問題も含め、オリンピック後に何か起きたときに、胡錦涛主席の政治的力量が問われる。