9月8日(月)放送
1年前、安倍前首相は「おなかが痛いから」ということで辞めていった。では福田首相はというと、「お友達が言うことを聞いてくれないから」ということになるだろうか。民主党とは対話もできず、公明党との駆け引きで追い詰められ、与党である自民党も自分を支えてくれなくなった。
そして10日告示、22日投開票の自民党総裁選挙。4度目の挑戦、今回の大本命とされる麻生氏のほか、小池氏、与謝野氏など候補者がばらばらと出てきた。
どうして候補者がたくさん出るのか?ポイントは3つ。
①まず考えられるのが、劇場政治の演出だ。総裁選をおもしろく見せることで、国民の関心を自民党に向け、支持を得ようとしている。
②そしてポスト派閥のリーダーとして認知してほしいという狙いがある。これから派閥は世代交代レースに突入する。その中で有利な立場を得るために、自分がリーダーであることをアピールする場として活用している。
③もう一つは、総選挙が近いということでマスコミ露出の機会を増やすことを目的としている。次の選挙では大物と呼ばれる自民候補者も落選の危機に直面している。国民に自分の顔と名前を売るのに必死なのだ。
我々有権者はこうした勢いに任せた政治に踊らされてはならない。政策の対立がどこにあるのか、政治家の力量、問題解決の道筋などしっかり見極めていきたい。