11月2日 トリアージ訓練①
東海地震では予知がなかった場合、県内で約11万人もの死者、重軽傷者が出ると想定されています。多くのケガ人が運ばれてきて、混乱する「救護所」。その様子を再現し、対処法を考える訓練がありました。
訓練は、静岡大学附属静岡小学校で実施され、PTAが中心となり患者役を演じました。
救護所には、次々に負傷者が運ばれてきます。階段から転落し、頭を強く打った男性やベランダから落ち全身に傷を負った赤ちゃん。飛んできた瓦が顔に当たり、眼球が飛び出した男性など。
※横の画像は訓練で、特殊メイクや人形を使っています
さっそく診断が始まりますが、そこへやって来たのは、転んで腕を骨折しただけなのに、大騒ぎの患者とその家族でした。
すでに意識はなく、助けられないと医師が判断した男性の家族も、何とか助けてもらいたいと必死です。
大混乱の救護所。この状態では、適切な処置は出来ません。
このような災害時に救護活動をスムーズに行うために「トリアージ」があります。
「トリアージ」とは、患者を選別して治療する順番を決める方法です。患者の体には、症状によって色分けされたカードが付けられます。黒は蘇生の可能性がない人で、治療はされません。赤は重症。治療が最優先されます。
災害直後の救助では、処置が1分遅れると、死者が1人増えるとも言われています。次回は、トリアージの具体的な判断方法を紹介します。