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4月23日 「県内初のハイパーレスキュー隊発足」


今月から浜松市に県内で初めてハイパーレスキュー隊が発足しました。
ハイパーレスキュー隊は今までの消防の力では対処しきれなかった大災害を想定した救助隊です。
どれほどすごいのか訓練の様子をのぞいてきました。


 

 

今、瓦礫の下に埋まっている男性の、肺の動きを頼りに救助する訓練が行われています。
ハイパーレスキュー隊は高度な機材を使って大規模災害に対応する人命救助のプロ集団です。

 

これは電磁波探査装置です。
白いボトル状の機械から電磁波を出して人の肺などにあたってはね返る波を黒い長方形の機械でひろいます。
コンピューター画面には肺の動きが赤く表示され、がれきに埋まった人を見つけます。

 

これは二酸化炭素探査装置です。
二酸化炭素の数値が上がれば生存者がいるとわかります。
数分も経たないうちに、がれきの下に倒れていた人が救助されました。

 

 


ハイパーレスキュー隊は今月から県内で初めて浜松市に発足しました。
浜松市消防隊員130人の中から選び抜かれた16人で構成されています。

13年前の阪神大震災では多くの人が倒壊した家屋の下敷きになりました。
まだハイパーレスキュー隊がなかった当時、救助隊員は人の目で生存者を捜し人の手でがれきを取り除くしかありませんでした。

 

 

隊を率いる坂口さんは、阪神大震災で救助活動をしました。
倒壊したマンションの現場で、忘れられない経験があります。

「マンションの柱に(人が)下敷きになってまして、それをどけることによって倒壊を招くおそれがあった。」
「ハイパーレスキューさえあれば、救出できたんじゃないか・・・」

と話します。


 


阪神大震災の教訓を生かしその翌年(1996年)、東京消防庁にハイパーレスキュー隊が発足しました。
その後、2004年に起きた新潟県中越地震などを機に総務省消防庁が全国の政令指定都市に配備を義務付けました。


 


災害は陸地だけではありません。
この日は、小学校のプールを使って水中での救助訓練もしました。

 


こちらが水中探査装置です。
この機械にはカメラがついていて、映像をこちらの画面でみることができます。


 


5つのスクリューを使い15m先まで自由自在に動きます。
また照明も装備され暗い中でも目標を映し出すことができます。


 


ロボットは先端のアームを使って救助者をつかみ水難救助隊員がくるまでその場で維持していることができます。


 


隊を率いる坂口さんは、
「政令指定都市浜松のプロの救助隊集団として被災者の方を一刻も早く安全に救出する…」
「人命救助=人生救助を目指してこれからも精進していきたいと思います。」


 


最先端の機材を駆使するハイパーレスキュー隊。
今後様々な災害現場で活躍し私たちの命を守ってくれることでしょう。
            

尚、静岡市は少し遅れて今年秋ごろにもハイパーレスキュー隊が発足するということです。


 

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