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7月23日 「なぜ進まない?学校の耐震化」


先週、県は、学校の耐震化について地震で倒壊の恐れがある校舎や体育館が県内に、まだ89棟あると発表しました。
なぜ、耐震化が進まないのでしょうか。


 

 

8万7000人以上の死者行方不明者を出した中国四川省大地震。
学校では子供たちが倒壊した建物の下敷きになり多くの幼い命が奪われました。

 

日本でも、阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などの大きな地震で、学校に被害が出ています。

いずれも、早朝や休日に起きたため子供たちへの被害はありませんでしたが平日の日中ならば、大惨事になっていたかもしれません。


 

 

中国の大地震をうけ、国は補助金を増やし倒壊の危険性がある全国1万棟の学校施設について、3年以内に工事を終わらせるよう自治体に要請しています。


 

 

 

 

現在、全国の公立学校の耐震化率は62・3%。
これに対し、県内は86.4%で全国第3位と高い水準です。

しかし、市や町ごとにみると焼津市、松崎町、小山町で60%台など地域差があります。
耐震化を進める上で大きな壁となるのが、費用の問題です。

 

 

 

 

 

ほかにも、工事中は建物が使えなくなるという制約があるため、工事が夏休みに集中し、順番をまっている学校も多くあります。



 


牧之原市の川崎小学校の体育館です。
工事前の耐震強度は基準を大きく下回っていましたが、最新の技術を取り入れ、いち早く補強を終えました。


 

 

 



 

さらに、天井材の落下を防ぐネットも張りました。

夏休みのピークを避けて工事を発注することによって、工事の期間は短くなり、費用を抑えることができました。

 


 

 



学校は、子供たちが学ぶだけではありません。
この体育館は、災害時に地域の避難所として機能するよう考慮して作られています。

地震で断水になっても、タンクにためた雨水でトイレを利用できるシステムを導入しました。

 


 

 


県では、2年後の2010年度末までにすべての学校の耐震化を終えたいとしています。
自治体には、一刻も早い対応が求められます。

 


 

 

 

 

 

 

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