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8月16日 「石田徹也-悲しみのキャンバス」展


 

31歳の若さでなくなった、焼津市出身の画家、
石田徹也さんの作品を集めた展示会が
19日(日)まで静岡県立美術館で開かれています。

私も昨日、この展示会の
取材に行きテレビ夕刊で放送しました。

 

生涯でおよそ200点の作品を残した石田さん、
今回はそのうちの150点が展示されています。
これだけの数の石田さんの作品が展示されるのは
最初で最後ではないか・・と言われています。

 

現代人の心の奥に潜む、痛みや悲しみを描いた石田さん。
今回は未発表の作品も数点展示されています。

 

私が印象的だったのは、今回初めて公開された
彼の絵のアイディアなどが書き記された創作ノート。

 

その中で面白いなぁと思ったのは
観葉植物OLという名前のついた絵のアイディア。
オフィスの隅にある鉢に制服姿の髪の長いOLが
立っているというもの。
こんな言い方をしていいのか分かりませんが、
まるで、ひとコマ漫画のようで、少しだけ笑ってしまいました。
厳しい表現が多い中で、ユーモアを感じた瞬間でした。

 

その他、朝5時に起きて絵のアイディアを出すといった
タイムスケジュールもあって、いかにストイックな生活をしていたか分かります。

 

 

創作活動の間にある、英語の勉強の時間。
NYに行って絵の勉強をしたいという夢のため
勉強している様子も伺えました。

 

 

これまで、お母様はこのノートを封印していたそうです。
きっと創作の過程を見られるのは
本人はあまり好まないのではないかと。
ただ、今回の展示会を企画した学芸員の方と
話をしているうちに、この人なら・・と思って
残されたノート21冊全てを預けた、と
おっしゃっていました。
そして、今後はこのノートの公開の予定はないそうです。

 

展示会の会場にほぼ毎日来ているというお母様。
会場の受付に石田さんの写真をそっとおいているそうです。

 

今回は150点の展示なので、見ごたえがあります。
そして、年代順に並べられているので
心の変遷もみてとれます。
私は石田さんと同じ年に生まれたからでしょうか、
共感できる部分も多くありました。

 

この展示会は今月19日まで
県立美術館、県民ギャラリーで開かれています。
入場は無料です。

 

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