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2005年6月8日 橋田 幸子 さんの講演


6月8日(水)に、去年イラクで襲撃に遭い亡くなった、ジャーナリスト・橋田信介さんの、妻の幸子さんが、三島市の日本大学国際関係学部で、講演をしたというニュースを放送しました。


 

今回のこの講演会は、橋田信介さんが、去年の5月末に帰らぬ人となってしまったために実現されなかった「信介さんの講演会」を、1年ぶりに約束を果たす形で、開いたものでした。

 

さて、SBSでは、今年の8月15日の終戦の日に、戦争と平和について考えるべく、橋田幸子さんの手記、『覚悟~戦場ジャーナリストの夫と生きた日々』(中央公論新社刊)を基に、ドラマを制作し放送します。

 

タイトルの「覚悟」というのは、「いつ、夫の身に、危険がふりかかって、死に至っても、不思議ではない」という「覚悟」のことですが、「覚悟の上」だった夫の死について、幸子さんに「疑問」が湧いてきます。「目に傷を負ったイラク人少年を、治療のため日本に連れて行こうとしている日本人を、日本に友好的なイラク人が、襲うはずがない」と…

その「信じる気持ち」に従って行動する幸子さんの姿を、財前直見さんが。橋田信介さんを柳葉敏郎さんが。信介さんと行動を共にし、犠牲になった橋田さんの甥を、袴田吉彦さんが、それぞれ演じます。そのほか、小栗旬さん、吉行和子さん、高橋英樹さんといったキャストが周りを固めます。

 

ドラマを制作するTBSの志村 彰プロデューサーは、「去年、橋田信介さんの事件に関して、記者会見に臨んだ幸子さんの姿を見て、その毅然とした態度に衝撃を受けました。この強さは一体どこから来るのか? その後、幸子さんが書いた手記を読み、その強さの根底には、信介さんとの信頼から生まれる夫婦愛があると感じました。当時の報道だけでは分からなかった真相を描きます。」と話しています。

 

日本大学での講演でも、夫の死について「私との生活という面を別にして、1人の男の生き方としては幸せだったと思う。本望だったと思う。」と言い切っていた幸子さん、その、割りきりが良すぎるようにも、他人事のようにさえ聞こえる、彼女の言葉の本当の意味を、ドラマを通して、2カ月後に、感じたいと思います。

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