2005年7月15日 はかり売り
7月15日(金)、「トレンドの芽」のコーナーで、最近の「はかり売り」事情をお送りしました。
肉屋さん、乾物屋さんなど、伝統的に「はかり売り」をしてきて、今もそれが続いているという業種はあるのですが、それでも、スーパーマーケットの中に入って商売をしようとすると、「○○○円、グラムあたり、いくら」という表示シール付きのパッケージにして販売するのが、一般的で、「はかり売り」は、衰退の一途を辿っていると思っていました…。でも、今、そうでもないようなんです。意外なものが「はかり売り」されていました。
食品では「天ぷら」。「1つ何円」ではない売り方も、驚きですが、もっとびっくりなのは、ネタに拘らず、1グラム3円という均一料金であること。「イカは重くて、ししとうは軽い」だから、イカの方が高くなるのは、納得ですが、「エビ」と「かぼちゃ」を比べた場合、エビの方が激安になってしまったり、かぼちゃがかなりの割高になってしまったりしないのでしょうか? もう少し突っ込んで取材する必要ありですね。
それから、香水や石鹸。カラフルな石鹸が、お客さんの好みの大きさ(重さ)にカットされるところは、まるでアイスクリームケーキを切っているように見えました。洗面所で使うなら小さめに、風呂場ならば、もう少し大きめにカットしてもらうんだそうです。さらに驚きは、「古着」。つまり、「服」の「はかり売り」。グラムあたり3円から5円という価格で、夏向きの薄い布地のスカーフは、なんと26円という値段でした。また、酒屋でも、甕仕込みの焼酎や泡盛が中心のようですが、「はかり売り」が復活してきているようにみえます。
家族で同じ物を使ったり、食べたりではなく、同じ家の中でも、それぞれの好みによる消費がされる時代です。「私が、欲しいものを、欲しい分だけ」というニーズに、今の「はかり売り」は応えると同時に、予めの包装資材として、白いトレイも、ラップも、美しい箱も、必要のない、「レジ袋要りませんキャンペーン」より、はるかに効果のあるエコムーブメントに成長する可能性を「はかり売り」は、秘めていると思います。