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2005年11月15・16日 静岡空港利用セールス


 

11月15日(火)、16日(水)のテレビ夕刊で、2日連続で、静岡空港利用のセールスに石川知事自らが、香港・台湾を訪問したリポートをお送りしました。

 

15日(火)は、航空会社へのトップセールスについて。そして、16日(水)は、台湾人の日本旅行事情についてお送りしました。

 

台北市での平均月収は30万円強。4泊5日の場合、1人これくらいの額を使って、台湾の人は日本旅行にやってくると言います。県内では、伊豆半島も人気の地域ですが、伊豆の海の幸を使った豪華料理には、なかなか手が出ないそうです。

 

刺身で様々なものを食べる日本人とは好みが違うから?そうではありません。伊豆の旅館・ホテルは、1泊最低1万円(都内なら4~5千円で泊れるところを台湾の旅行業者は開拓しているようです)します。その上、オプション料理の、舟盛りなどがやはり1万円となると、価格的に手が出ないんだそうです。

 

「もう2度と来ないかもしれないから、奮発しちゃえぇ」という感覚になりがちな日本人の海外旅行とは、随分違いますね。それだけ、台湾の人は、「機会があれば、日本には何度でも来たい」と考えている分、価格面で厳しい目を持っているのではとも考えられます。

 

その一つの証として、石川知事が定例記者会見の中でも話した、こんな例があります。「SLに乗せて、寸又峡温泉に連れて行ったり、焼津港でマグロの水揚げを見学したりしたのが、台湾の人達に、非常に評判が良かったよかったそうだ。マグロの水揚げなど、今まで、我々が観光資源として、考えてこなかったものにも、魅力があることが分かった。」と。

 

つまり、台湾人の日本旅行は、通り一遍当の、浅草、東京タワー、秋葉原・京都の寺社巡りでは、飽き足らなくなってきている。何度も訪れている人も多いし、初めての人も、日本の情報は事前にふんだんに持っている。旅行者が「通」に、旅行が「ディープ」になってきていると言えます。

 

そのたぐいのものなら、(マグロの水揚げのように、産業の現場に触れることが観光となるという意味では…と、僕は取りました)静岡県はドンと来いというところだ。」と石川知事も話しました。これまで外国人の旅行客を誘致するのに、我々は、ことさら日本らしさに、とらわれ過ぎていたのかも知れません。いわゆる「絶叫マシーン」を売りにしている遊園地、山梨県の富士急ハイランドは、アジアからの旅行客の取り込みに成功しているようです。伝統的という意味で日本らしくはないかもしれないけど、日本でしか体験できない、日本にしかない新しいものは、いくらでもあるはず。同様に、決してこれまでのイメージ通りの静岡県らしくはないけれど、静岡県にしかないもの、静岡県でしか体験できないものを発掘、再発見しておくことが、海外から、国内からを問わず、静岡空港を利用するお客さんを増やすポイントになるのだろうと考えます。

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