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2005年11月24日 沢登選手引退


 

11月24日(木)清水エスパルスの沢登選手が引退会見を開きました。

 

Jリーグ歴代1位の380試合以上の出場を誇る、エスパルスの歴史の最初から、背番号10を今までつけ続けてきた選手です。確かに、去年・今年と先発出場の機会は減りました。でも、途中から出ても、チームを攻撃的に変えることが出来、FKの精度は抜群。まだまだやれると見ていたのですが…残念です。

 

・今シーズンまでの2年契約を結んだ時点で、このタイミングの引退というは、考えていたことだったこと。
・自分の中で、自分自身のプレーに許せない部分が出てきたこと(周りからみると良く分かりませんがそこが『美学』   なんでしょう。)
などを、引退の理由にあげていました。

 

ゲームメーカーとしてのパスセンス、と同時に自らも得点力があるところ。正確なプレースキック、守備にも力を惜しまないところ、慢性的なケガを抱えながら弱音を吐かなかったところ。沢登選手の良さを挙げて欲しいというと、多くの人は、こんなところを挙げるのではないでしょうか?

 

僕は、少し違うところが印象に残っています。ヘディングの迫力と巧さです。上背があるわけではなくて、テクニックはあるタイプの選手というのは、なかなかゴール前へ頭から飛び込んでいくことは苦手な場合が多いのですが、「ヘディングはタイミングだから、背の高さはあまり関係がない」と、170センチの人がさらっと言ってのけていました。僕がラジオで実況したのには、こんなシーンがあります。やや後ろからのクロスを受ける時に、前に出ているGKの位置を見て、ゴールまで25mのところから、ダイレクトでヘディングのループシュート。これが見事に決まりました。Jリーグ11年連続ゴールを決めた瞬間だったと思います。

 

とはいえ、うまいだけでは、ヘディングのゴールはたくさん生めません。なんと言っても必要なのは「闘志」。これが沢登選手の最大の魅力だったように思います。

 

お疲れ様でした。

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