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2006年1月24日 静岡県版電子カルテシステム


 

1月24日(火)、「静岡県版電子カルテシステム」の運用が、沼津市立病院・袋井市民病院で始まったというリポートをお送りしました。

 

これまでにも、電子カルテシステムを導入して使っている病院はありましたが、それはシステムの開発メーカー毎にしか、互換性のないものでした。ところが、この「静岡県版電子カルテシステム」を加えて使うと、国際規格で標準化したソフトなので、具体的にはCD-ROMに焼くというかたちで、WINDOWS2000以上のOSを持つコンピューターがあれば、どこでも、(つまり、街の診療所や患者の自宅でも)カルテの内容が見られるということになります。

 

汎用性があるという点で非常に優れたこのソフトウェア。国の来年度政府予算の原案にも、この「静岡県版電子カルテシステム」をもとにして、全国的に医療情報の標準化を普及させる予算が計上されているくらいですが、ソフトの値段はなんと 無料! もし民間が開発していたら、1病院につき、7、8千万で購入してもらうような価値のものだそうです。県内の病院は、この「静岡県版電子カルテシステム」で大助かりとも言えますが、私たち=患者にとってのメリットはどんなところに、出てくるでしょうか?

 

例えば、A病院に1年通っているが、いっこうに持病が良くならない。「素人考え」ながら、別のアプローチで治療をしてみたら、効果が出るのではないか?と思う。そこでB病院に移ろうと考えたが、この1年のことを、上手に正確にB病院の医師に説明できないと、A病院で受けた、効果の上がらない治療・投薬の繰り返しになってしまう恐れが大きい。そこで、投薬歴・検査結果・レントゲンやCTなどの画像が記録されたCD-ROMをB病院の医師に手渡せば、「素人の説明」のレベルを超えて一目瞭然。検査が重複しないし、持病に対して、素早い異なるアプローチもより期待出来るということになるのです。

 

これまでは、レントゲン写真などを、他病院の医師に見てもらうためには、貸し出しと返却の手続きが必要で、特に他病院に助けを求めておいて、これまで診てもらっていた病院に「返却」に行くというのは、患者にとっては非常に抵抗がある行動だったということですから…

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