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2007年11月14日 「来年の春のセンバツ出場校を予想」


 


 11月14日(水)明治神宮野球大会高校の部で、常葉菊川高校が全国制覇したニュースをお送りしました。
決勝では静岡県内の中学出身のバッテリーを擁する横浜高校と対戦。

 


 エース戸狩は2回にソロホームランを打たれ先制されますが、3回に新チームの主将になった前田のホームランで同点。
4回に逆転すると、夏までのチームでもお得意だった終盤の集中打で5-1とリードを広げました。
4点差の9回、相手エースの土屋(吉原三中出身)の3ランで1点差に詰め寄られ、なおもランナーを背負う苦しいマウンドになった戸狩でしたが完投。
5-4で逃げ切り、彼の周りに喜びの輪が出来ました。

 


 新チームになって、無傷の11連勝で全国の頂点に立った常葉菊川。
東海大会準決勝の常葉橘戦から神宮の決勝・横浜戦までの5試合は、全て一旦リードされる展開をひっくりかえしたものです。
少々のビハインドを、犠牲バントを使わず、パワフルなバッティングと積極的な走塁で跳ね返していくスタイルは、センバツを制したチームと変わっていません。
準決勝・明徳義塾戦では萩原が完投しました。
横浜ベイスターズに進むエース田中をフォローして連戦を勝ち抜いた戸狩のような存在に、新チームでは萩原がなれそうです。
つまり、常葉菊川は代替わりしても相当に強いということ。
来年の春のセンバツで優勝候補の一角にあげられるのは間違いないところです。


 来年の春のセンバツは第80回の記念大会です。
例年より4校多い36校が出場します。
そこで明治神宮大会枠が1つ増えて2になります。
つまり決勝に進出した常葉菊川と横浜高を送り出した東海地区と関東地区はプラスアルファ1校出場できるということになります。
東海地区の枠は、近年2が続いていましたが、今回は北信越地区と比較した上でどちらかが3校となることが予め決まっていましたので、東海地区の枠は合わせて3ないし4ということになりました。
東海大会優勝の常葉菊川と準優勝の中京大中京(愛知)の選出は確実で、枠が4となった場合は東海大会ベスト4がそっくり選ばれる公算が大きいと思います。

 


 問題は枠が3となった場合、準決勝で敗退した常葉橘と三重高を比較して、どちらが有利かということですが、準決勝で先制しながら
逆転され7回コールド10-3で敗れた常葉橘に対して、三重高は同じ7回コールドですが1点もとれずに負けました。
負け方の中身を比べた場合、幾らか常葉橘が有利です。
しかし、センバツの選考では地域性も考慮されます。
常葉橘を選ぶと東海代表が「静岡・静岡・愛知」となるのに対して、三重高を選出すると「静岡・愛知・三重」となってバランスが良くなります。
その意味では三重高が有利です。
しかし、負けた相手を比較した時「全国一の常葉菊川になら大敗したのは仕方がない」と常葉橘の評価を上げる要素が明治神宮大会の結果生まれました。
また常葉橘は21世紀枠の静岡県推薦候補にも選ばれましたので、その枠での出場の可能性もあり、来年1月下旬の選考会は目が離せません。

 

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