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2008年2月1日 「パン祖のパンコンテスト」


 

 2月1日(金)に、週末、伊豆の国市の「パン祖のパンまつり」の中で開かれる「全国高校生パンコンテスト」に出場する田方農業高校の野口敦子さんのリポートをし、その結果を4日(月)に、エンディングのわずかな時間ではありましたが、放送しました。


 

 そもそも「パン祖」とは何なのか?
現在の伊豆の国市中字鳴滝入にある反射炉を築造した韮山代官の江川担庵が、兵糧として開発したのが国産パンの最初と言われています。
ですから「パン祖」とは担庵のこと。
そういう歴史を元にした祭りで今回が2回目の開催です。


 


 

 全国の高校生20人が本選に臨んだパンコンテストでは伊豆の国市特産のいちご・紅ほっぺを使うことが課題でした。
野口さんが作ったのは「いちご」と「コルネ」を組み合わせた創作パン「イチゴルネ」です。
コルネは巻き貝のような形に焼いたパンの円錐状の穴に、クリームを詰めて食べるパンですね。
チョコレートクリームを入れて食べる「チョココルネ」が最もポピュラーなコルネだと思います。
普通のクリームパンやチョコパンに比べると、クリームが加熱されない分フレッシュなみずみずしいクリームを味わえるというのが、コルネスタイルの特徴だそうです。


 野口さんはコルネの最も外側をビスケット生地にして、周囲は「サク」中は「ふわ」というメロンパン的な食感に仕上げました。
生地にドライフルーツのいちごを入れて、本物のいちごの表面の粒々を表現し、パン全体の形も、いちごに似せました。
コルネの穴には、イチゴクリームではなく、チーズクリームを入れました。
その点で、課題のいちご一辺倒ではなく、そこで味の変化やリッチさを出すという味覚のセンスも十分に感じられる作品でした。


 

 審査の結果「イチゴルネ」は、特別賞の一つ、伊豆の国観光協会会長賞を受賞し、今後、毎月12日のパンの日に、他の入賞したパンとともにレシピに沿って製造してもらえる東部のパン屋で販売されるということです。


 

 


 素材を変えれば、もっと楽しいいろんなパンが生まれ、その中から「定番」となるパンが出て来る可能性もあるコンテスト。
伊豆の国パンのまちづくり実行委員長から「次回のテーマは『トマト』です!」という発表があったそうです。
来年も楽しみな大会ですね。

 

 

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