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2007年3月28日 春のセンバツ「常葉菊川」


 

3月28日(水)春のセンバツ。常葉菊川の二回戦のもようをお送りしました。

 

今治西に10対0の圧勝でベスト8入りしましたが、県勢のセンバツのベスト8は、1983年の東海大一高以来24年ぶりのことです。この時、東海大一高は杉本尚彦・康徳の双子の投手を擁しベスト4まで進みました。二回戦の桜美林戦では、史上初となる兄弟による完封リレーを達成。夏も甲子園に出場した東海大一は、三回戦で、桑田・清原が1年生で甲子園に初登場したPL学園に2-6で敗れました。そんな懐かしいとも言える時代以来の県勢センバツベスト8です。

 

夏を合わせて考えても、最後にベスト8に入ったのは1988年、昭和63年の浜松商ですからなんと静岡県勢の甲子園の成績としては、平成に入ってから初めてのベスト8だったのです。実は「ベスト8から遠ざかっている期間ランキング」で静岡県は、このセンバツ大会が始まるまでワースト4でした。そのことは、このコーナー「野路毅彦の気になったニュース週1便」の2006年8月14日の回にも書きましたので、ご参照戴きたいのですが、そこで僕が述べたのは、「ここのところの静岡県のチームには甲子園のAクラスのピッチャーを打つ力強さがない」ということでした。

 

かつて浜松工を率いて夏の甲子園で三回戦まで進んだことがある内山監督も似たような考えをお持ちでしたが、常葉菊川の森下監督も3年前にコーチとして経験した春のセンバツで、打撃のパワフルさを持っているチームが甲子園で勝ち進んでいると感じ、バッティングを鍛えて、バントをしないチームを作り上げました。(バッティングを十分に鍛えるというわけにはいかないピッチャーの田中は例外のようです。送りバントのサインが出ます)一回戦の仙台育英戦は紛れもない甲子園Aクラスピッチャー佐藤由規に競り勝ちましたが、5安打では攻略したとは言えないでしょう。二回戦の今治西・熊代は、ストレートの伸び・2種類のスライダーそれぞれを取り出してみると、Aクラスの力を持っている投手でしたが、コントロール・まとまりを欠いていました。ボールに慣れてきた2巡目に相手のミスも絡んで5回に一気に6点をとり、勝負をほぼ決めましたが、良い出来の好投手を打ち崩したという感じはしませんでした。

 

準々決勝・大阪桐蔭戦、僕は投手・中田との対戦を予想しています。必ずプロに進む選手が投げ込む球を、外野の頭を超えるところまで打ち返す。そんな力強い持ち前のバッティングが見られれば「ベスト4から遠ざかっている期間ランキング」ワースト4からの脱出は十分可能だと思います。

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