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6月4日 コレってどうなの? (57) 「与党だらけの県議会」

 


今回とりあげるのは県議会。
静岡県議会は、4月の選挙の結果、
知事・県当局に明確に反対の姿勢である「野党」が
74人中1人だけになってしまいました。
これで、行政のチェック機能は果たせるのでしょうか?


 


その「ただひとりの野党議員」が、
静岡市清水区の選出、共産党に所属している花井征二さんです。

 


前回の知事選挙では、石川知事と対立候補の表の割合はほぼ6:4。
「もっと多くの野党議員がいてもいいはず」と花井さんは言います。

 

静岡県議会では、1人だけでは会派として認められないため、
花井さんの質問時間は、1年間に25分だけです。

反対の立場からの質問がこれだけでは…と、花井さんは
もっと多くの時間が必要だと訴えています。

 

チェックされる側である石川知事は、
議会の状況を冷静に受け止めています。
忘れてはいけないのは、この「73対1」という構図は、
われわれ県民が選挙をして選択した結果だという点です。

 

 

それにしても…、これまで、静岡県議会が知事からの提出議案に反対し、
否決した例は、長い歴史のなかでただ1件しかありません。
「賛成」ばかりで、行政のチェックはできるのでしょうか??

 

4月に県議会議長に就任した佐野康輔さんは、
政党どうしが争う国会とは違い、県議会では74人全員が
いわば「県民党」のようなものだといいます。

 

与党の議員は、政策が作られる段階で当局と議論を重ね、
県民の要望を届けているのだといいます。

 

県議会には今回、16人の新人議員が誕生しました。
今月1日に実施された研修。
ここで、新人議員に抱負を聞きました。

 

 

 

平成21の議員が口にする「議員発議」とは、
県から出た案を検討するだけでなく、議員が自ら条例などを立案していく
しくみです。静岡県議会ではこれまで1件しか成立の実績がありません。
今後の地方自治を考えるうえで、ポイントのひとつかもしれません。

 

はっきりと「野党」なのは1人ですが、
議員の中には、「当局には是々非々の態度で臨む」と話す人もいて、
県議会の場合は、単純に「与党」「野党」とは区別できません。
いずれにしても、議員1人には年間およそ2000万円のお金が使われています。
県民の代表として、責任ある仕事をしてほしいものです。

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