今回は、東部地域の合併についてです。中部ではおととし春に静岡市、西部ではこの春から浜松市が政令市となり、県内には2つの政令市が誕生しました。東部地域でも5市4町で研究会を作って、将来、政令市を目指すことで合意していますが、実際には、まだ動き出してはいません。東部の広域合併はどうなっているのでしょうか。
今年1月の研究会では、政令市実現の時期をどう捉えるかで議論が紛糾しました。
一方、県東部に政令市を考える石川知事は、進まない東部の合併に苛立ちを募らせます。
県は、東部に政令市を実現するための構想として、まず<沼津・三島・裾野・函南・長泉・清水の3市3町>と、<御殿場・小山の1市1町>の2つの枠組みで合併し、その上で政令市を目指す方法を考えていました。
しかし、御殿場・裾野・小山は、2市1町で合併を進めることで合意しており、その理由として、生活圏や東富士演習場などの強固な結びつきを主張します。
また、三島市は、3市3町ではなく、1市2町ないし3町での合併を主張するなど、政令市の入り口の枠組みから県の思惑通りにはいかず、この先どういうステップを踏むかもまとまっていません。現実的には2013年度中の広域合併は、かなり困難な状況です。
この先、政令市は実現するのでしょうか?
では、市民は、政令市をどう捉えているのでしょうか?
政令市をすすめるのか、見直すのか、目指す頂は見えないのが現状です。いずれもしても、各自治体のリーダーは、住民にもっと合併についての情報を公開し、東部の将来像を示す必要があります。