4月25日 携帯電話の明と暗(4) 「子どもの携帯 大人は…」
今回は、携帯電話が思わぬ落とし穴となって、子供たちが犯罪などに巻き込まれないようにするために、大人がどんなことができるのかを考えていきます。
先月、携帯電話やインターネットが関わった犯罪に、子供たちが巻き込まれないために、大人はいったい何ができるのかを学ぶ勉強会が浜松市で開かれました。
この勉強会では、情報メディアが作る環境が子供たちにとって、どんな危険な側面があるのか、群馬大学社会情報学部 下田 博次 大学院教授の講演もありました。
下田教授は、携帯電話は、ただの電話として捉えるのではなく、インターネットが使えるパソコンとして認識し、インターネットを子供たちが利用する際は、親や大人が注意して指導をするべきだと話していました。
また、下田教授は、携帯の人気サイトは子供たちにとって、おしゃれや出会いの願望や欲望を膨らませるもので、子育ての上で厄介なものとなっていることを指摘しました。
その理由として、不法請求や誹謗中傷の被害に遭ったり、有害な情報や薬物を買うことができるからだということです。
下田教授は「ねちずん村」という村役場を想定した、バーチャル・コミュニティーのホームページを運営しています。
「ねちずん村」は、インターネットが子供たちにとって、有益な情報交換の場になるよう呼びかけています。
下田教授は、インターネット時代の子育てで重要なのは、子どもがインターネットでどのような遊びをしているのか、親は知るべきであると話していました。
親たちのエンパワーメントフォーラム実行委員会の長沢 弘子さんは、便利なツールである携帯電話を、うまく使えるような教育を、大人と子どもにしていかなければ、と話していました。
携帯電話やインターネットが、子供たちにとってどんな影響を及ぼすのか。また大人は何を教えていけばよいのか。ケータイを取り巻く環境の中で、大人たちにできることの取り組みは始まったばかりです。携帯電話やインターネットが生み出した、新しい文化は誰しもが初めて経験する文化です。何が良くて、何が悪いのか、ケータイ文化の模索をしなくてはいけません。
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