最近、よく目にする“サプリメント”。食品の栄養素だけを取り出した栄養補助食品で、ドリンクや錠剤、顆粒などの形があります。今回は、私たちの食生活に欠かせない存在となりつつある、このサプリメントの利用について考えます。
健康志向の高まりとともに爆発的に普及した“サプリメント”。2001年の4月に“医薬品”から“食品”へと、法律上の扱いが変わりました。おかげで薬局だけでなく、コンビニエンスストアーやスーパーにも並ぶようになりました。
その結果、サプリメントの売り上げは急増し、すでに1兆円を超える市場規模になっています。
そんなサプリメントの愛用者、富士市の竹川 亜弥さん。コンビニ店の店長として、多忙な日々を過ごしています。昼どきの忙しさがひと段落した午後2時過ぎ、遅めの昼食を摂ります。
竹川さんがサプリメントに出会ったのは6年前。きっかけはダイエットでした。3カ月で目標を達成。栄養管理の効果を初めて実感しました。
竹川さんは、忙しい中バランス良い食事を作れて、摂る方がいいが、食べる時間があれば寝ていたい、とサプリメントを愛用する理由を語りました。
竹川さんのこの日のメニューです。朝と昼がプロテインとサプリメント。夜は生野菜という内容です。
こうした食事は、健康にどんな影響をおよぼすのか、静岡市立病院 内分泌代謝科の脇 昌子医師は、短期的には問題はないが、長期的には消化管の機能が退化するなどの、未知の危険性はあり得る、と指摘していました。
ただ、竹川さんは以前、薬局に勤めていた経験から、サプリメントに関して詳しく勉強していたといいます。知識を十分得た上で、実際に使い、納得して、続けているといいます。
まずは、バランスのとれた食事。その上で、サプリメントを取り入れるという選択肢がある訳です。手軽な栄養補給に、また健康維持の手助けとして、正しい知識のもとで上手に活用したいものです。