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6月6日 食を考える(1) 「サプリメント」


最近、よく目にする“サプリメント”。食品の栄養素だけを取り出した栄養補助食品で、ドリンクや錠剤、顆粒などの形があります。今回は、私たちの食生活に欠かせない存在となりつつある、このサプリメントの利用について考えます。

 

最近話題の“サプリメント”。ドラッグストアに入ると、専門コーナーがあります。ただ最近は、あまりの種類と数の多さに、何を買っていいのかとまどってしまう程です。



健康志向の高まりとともに爆発的に普及した“サプリメント”。2001年の4月に“医薬品”から“食品”へと、法律上の扱いが変わりました。おかげで薬局だけでなく、コンビニエンスストアーやスーパーにも並ぶようになりました。

 

その結果、サプリメントの売り上げは急増し、すでに1兆円を超える市場規模になっています。

 

そんなサプリメントの愛用者、富士市の竹川 亜弥さん。コンビニ店の店長として、多忙な日々を過ごしています。昼どきの忙しさがひと段落した午後2時過ぎ、遅めの昼食を摂ります。

 

食事にかける時間は、準備を含めておよそ5分。慌ただしく済ませて、また仕事に戻ります。

 

 

竹川さんがサプリメントに出会ったのは6年前。きっかけはダイエットでした。3カ月で目標を達成。栄養管理の効果を初めて実感しました。

 

 

竹川さんは、忙しい中バランス良い食事を作れて、摂る方がいいが、食べる時間があれば寝ていたい、とサプリメントを愛用する理由を語りました。

竹川さんのこの日のメニューです。朝と昼がプロテインとサプリメント。夜は生野菜という内容です。

 

 

こうした食事は、健康にどんな影響をおよぼすのか、静岡市立病院 内分泌代謝科の脇 昌子医師は、短期的には問題はないが、長期的には消化管の機能が退化するなどの、未知の危険性はあり得る、と指摘していました。

 

 

ただ、竹川さんは以前、薬局に勤めていた経験から、サプリメントに関して詳しく勉強していたといいます。知識を十分得た上で、実際に使い、納得して、続けているといいます。

 


とはいえ次々に登場する新商品。消費者の知識はとても追いつけません。

 


さまざまな効果がうたわれた商品。選ぶ基準はないのでしょうか。ひとつには、「特定保健用食品」という表示が目安になります。実際の効果や安全性が実証済みだとして、厚生労働省が認可しているものです。

 


ウィンダーランド有東店の立石 泰之 店長は、健康づくりにはサプリメントが役立つが、病気の症状を改善させる場合は薬を勧める、と話していました。

 


静岡市立病院の脇医師は、サプリメントには、病人が摂ってはいけない成分や、服用している薬との組み合わせで良くない場合がある、と注意を促していました。

 


専門家のアドバイスなど、正しい知識のもとで選ぶこと。そして頼りすぎないことが肝心です。

 


脇医師は、サプリメントは食事を補助して、より健康な生活が出来るようにする補助的な食品で、やはりバランスよく、色々な食材を食べることが、健康な生活の基本となる、と話していました。

 

まずは、バランスのとれた食事。その上で、サプリメントを取り入れるという選択肢がある訳です。手軽な栄養補給に、また健康維持の手助けとして、正しい知識のもとで上手に活用したいものです。

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