よくわからない時代、よくわかるニュース。「SBSテレビ夕刊」毎週月~金 夕方5:45
防災マニュアル
知っとく情報BOX
映像詩
野路毅彦の気になった特集週1便
水野涼子のおでかけ日記
テレビ夕刊ができるまで
ご意見・情報募集
SBS Top
テレビ夕刊 Top

11月27日 コレってどうなの? (35) 「なぜなくなる?ヘルパー3級」


今回はホームヘルパーの資格を考えます。

 

ヘルパーには講習の時間や内容によって1級から3級まであります。この3級が3年後、資格として意味がなくなるということで、現場を取材しました。

 

静岡市に住む自閉症の障害のある女性。この女性は週2回、市内の高齢者のお宅に通っています。

 

この女性の持っている資格は「ヘルパー3級」です。思うように身体の動かない利用者のために、買い物や掃除といった身の回りの世話をします。

 

ところが、去年4月から介護報酬のカットが始まり、現在30%カットされています。同じ仕事をしていても、収入は70%になってしまったのです。 

 

そもそもこのホームヘルパーが制度として確立したのは15年前の1991年(平成3年)です。国は在宅介護の負担を軽くするために、ヘルパーを資格として認定してきました。

 

しかし、サービスの向上と介護保険の効率的利用のため、3級の廃止を決めました。

 

段階的に介護報酬をカットして、3年後には介護報酬はゼロになります。厚生労働省は保険の効率的な利用のため、3年後には3級を廃止する方針です。

 

この女性はこの資格を取るために、県が障害者を対象に開いている研修に3カ月間通いました。

 

廃止の決まったヘルパー3級ですが、県では今年も障害者を対象とした研修会を開き、50人が修了証を手にしました。

 

来年度も引き続き研修を予定しているといいます。

 

しかし、介護報酬を受けられなければボランティアとして働くしかありません。

 

この女性を長年見守ってきた、高橋代表は、突然の制度変更に納得がいきません。

 

国の制度変更の中で、せっかく手にしたやりがいある仕事を失うかもしれない彼女たちの、社会参加を後押しする県や市など、地域行政の柔軟な対応が期待されます。

ページトップへ
Copyright (c) 2005 Shizuoka Broadcasting System., All Rights Reserved. tvukan@digisbs.com