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3月5日 コレってどうなの? (45) 「『運転代行』の料金」


今回は運転代行の料金に注目します。運転代行は各業者によって料金のシステムに違いがありますが、この背景には業界が抱える厳しい問題がありました。

 

多くの代行業者が列を連ねて待機しています。実際代行料金は各社どのくらい違うのか調べてみます。例えば、街中で、距離はおよそ1キロのところを、3社の代行業者に乗って比較しました。

 

各社、初乗りの設定料金の違いや、割引などで様々な料金で、A社では、2100円、B社では、1500円、C社では2000円でした。

 

一番安いB社と高いA社では600円の差がありました。

 

代行運転には2人の運転手が必要で、タクシーに比べて多くの人件費がかかります。

 

ところが、タクシーよりも安い料金のところもあるのです。この安さの背景には不正も横行しています。

 

先月15日、浜松の代行業者が逮捕されました。代行業者が入らなくてはならない保険に入っているとみせかけるため、証券を偽造したのです。保険金を支払う資金繰りに困っての犯行でした。

 

不正をしてまでも安い料金にする背景には、代行業者の激増があります。

 

簡単に開業出来、飲酒運転の厳罰化で利用者も増えていることから、県内の代行業者数は、1998年には87業者でしたが、現在219業者、およそ3倍にも膨れ上がっています。

 

その結果、新規参入の業者ほど客の獲得のため、安い料金にし、廃業に追い込まれています。

 

2004年度には廃業した代行業者は2業者でしたが、今年度は30業者が廃業となっています。

 

安い料金の代行業者は、安くするために、自動車保険に入っていないことがあります。そうした業者の事故に巻き込まれたとき、利用者は保障されない恐ろしさがあります。

 

こういった事態も受け、2002年に施行された「自動車運転代行業適正化法」に見直しの動きもあります。

 

安ければ安い方が、利用者にとっては嬉しいですが、その裏には多くの問題があります。料金に惑わされず利用者一人一人が業者を選ぶ目を持つことも重要です。

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